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サッカーにおける戦術の変化 ~センターバック編~

の15年~20年の間にサッカーは戦術的に大きく変化した。 プレイヤーは固定したポジションを持つことは少なくなり、専門のポジションでプレーできるプレイヤーもよりオールラウンドな能力が求められるようになった。しかしながら、柔軟性があり、効率的であるためにピッチ上では依然としてそれぞれ異なる役割が存在する。

 

サッカーコーチは、プレイヤーが各々のポジションからゲーム中に外れた時にも、そこでも役割を全うできるように、選手たちによりオールラウンドなプレーを求める必要がある。

センターバック

センターバックは試合中の90%もの間、ボールと多くのフィールドプレーヤーたちが自分の前方にいることになる。これにより、センターバックはゲームを読むこと、何が起きているかを把握することができる独自の機会を持てることになる。そのため、センターバックはチーム内で意思疎通やまとめ役、リーダーなどになる傾向がある。

  • センターバックの第一優先は、ゴールを守ること
  • フィジカルが強く、タックルが上手く、空中戦においても強いこと
  • センターバックは、相手FWに対して対人能力で強こと
  • センターバックは、どこから危険なシーンが生まれそうか、ゲームを読む能力があること
  • センターバックの役割に忠実であり、自分の仕事に集中できること
  • 集中力が高いこと、1秒たりともセンターバックは集中を切らさないこと-あらゆる角度から失点の機会はある
  • スピードと走力があること
  • たびたび相手チームはセンターバックがボールを保持してもプレスに行かないことがある。-そのため、ボールコントロールと長い距離のパスができる能力があること

加えて、現代のセンターバックにはボールのあるなしに関わらず前方にポジションを移し、MFの位置で組み立てるよう、MFとしてのスキルも求められている。(了)